カーネリアン |
和名:紅めのう 聖書ではオデムと呼ばれすべての願い事がかなう石と云われます。スラム教の開祖マホメットが、カーネリアンを身につけていたこともあるようにイスラムでは特に大切に扱われています。 古来より、カーネリアンには強力な魔力が秘められていると信じられ、この石を持つとあらゆる願いが叶うとして大切にされてきました。「悟りの石」とも「魔力石」とも呼ばれています。そして、力強さと勇気を与えて、真実を見分け自分の力を十分に発揮できるように助けてくれるそうです。ですので、仕事でもその力を発揮し成功に導いてくれる力も有るとされています。 ★…由来その他…★ 古くから印鑑や印章に使われてきた石英系の石です。語源は、ラテン語の「新鮮」を意味し、古来より、みずみずしい色から、気力・活力を生む石として用いられ強壮剤、特に肝臓に効く石として用いられてきました。 カーネリアンは透明から半透明で赤色・オレンジを基調色とし縞模様の無い『カルセドニー』もしくは『アゲート・瑪瑙』の事を言います。また、『アゲート』『カルセドニー』はよく染色されるます。濃い真っ赤なアゲートはそのほとんどが染色されたものです。※画像は無染色の天然のカーネリアンです。 ナポレオンの守護である八角印章も、マホメットの印章も、カーネリアンで作られていたそうです。ツタンカーメンの遺跡中からは、熱処理を経たカーネリアンが発見されています。 肉体的な作用として・・・ 古くは止血の効果があるとされ、他には、神経痛や肝臓の病気の治療に用いられてきたそうです。 ←もどる |