クリソプレーズ・クリソプレイス

和名:緑玉髄

青りんごのようなさわやかな緑色のこの石は・・・
眠っていた知識や才能を目覚めさせる石怒りの等の感情を抑えて緊張を和らげ精神を安定させる石とも言われ古くから愛されてきた石の一つです。

また、 子供のころに受けた、精神的ダメージやトラウマを癒してくれるとも言われています。

あと、古代マケドニアの英雄王『アレキサンダー大王』守護石と言われ死を免れ神の大きな恵みと力を得る』と言われていたからだそうです。事実?実際アレキサンダー大王は守護石の『クリソプレーズ』をなくしてから程なくして亡くなったと言われます。

あとあと、古代ローマ時代から装飾品や治療薬としても使用されてきたそうで、面白い効果としては、『クリソプレーズ』を身に付けると痛風の痛みを和らげる、利尿効果・結石の予防等にも用いられたそうです。(^_^;)


★…由来その他…★

鉱物的には『カルセドニー』であり、『カルセドニー』の中では、一番価値のある石として高値で取引されています。そして、美しい鮮やかな 緑色は含まれる『ニッケル』に起因するそうです。なお、緑色の『カルセドニー』が全て『クリソプレーズ』と誤解されることもありますが、同じ緑色でも『クロム』に起因するものは、『クロムカルセドニー』『グリーンカルセドニー』と呼ばれます。色合い的には不透明でマットな色合いが多いです。

あと、『カルセドニー』を人工的に染色したものもあるので注意が必要です。
また、私は未だ見た事は無いですが、染色した『カルセドニー』を『クリソプレーズ』ではなく『クリソフレーズ』と呼ぶ場合もあるそうです(^_^;)

他にも『レモンクリソプレーズ』と呼ばれる、明るい不透明の黄緑〜黄色の石もありますが、『クリソプレーズ』ではなく『ガスペイト』と呼ばれる別の鉱物になります。

あとあと、見た目が『翡翠』に似ている事から、オーストラリアが主産地のため『オーストラリア・ジェード』と呼ばれていることもあります。

因みに、名前の由来・語源?はギリシャ語の『chryso=金』『prason=ニラ・緑』だそうです。

なお、太陽光に長時間あてると変色するので注意が必要です。


肉体的な作用として・・・

古くは通風やてんかんを防ぐ力があるとされ、また、体内の毒素や老廃物を排除し結石などを防ぎ肝臓の働きを高める効果もあると云われます。


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