エメラルド

その美しい緑は数々の人々を魅了してきた誰もが知る石
と言っても過言ではない宝石でもあり古くから、様々な文献にも取り上げられ、多くの伝説、逸話のある大きな力を持つパワーストーン『魔石』です。

紀元前4000年前〜5000年前の時代から、魔除け、広い視野・眼力、知恵、記憶力、予言などを司る石とされ、バビロンでは眼病治しの呪術・インドではあらゆる毒を消す毒消しの石、その他にも人間の罪を清める、戦いに勝利をもたらすなどなど…様々な大いなる力を持ち、古代ローマでは神像の目に使われるなどされていました。

また、身に着けることにより、精神を安定させ心身を向上させる力もあるとされ、現代社会に置いては、ストレス軽減など精神的にサポートしてくれる頼りになる魔石でもあると思います。(^.^)


★…由来その他…★

ヒスイ』とともに、5月の誕生石でもあり、『ベリル』という鉱物のうち、『クロム』により鮮やかな緑色をしたものであり、他の『ベリル』では青は『アクアマリン』・ピンクは『モルガナイト』と黄色は『ヘリオドール』等と呼ばれその他にも色違いの仲間がいます。(^.^)

名前の由来は、『緑の石』の意味のギリシャ語が語源のようです。
『Smaragdos(スマラグドス)』が変化し現在の『Emerald』になったようです。
無傷のエメラルドは非常にまれで、大抵は割れ目やさまざまな包有物を含みます。

そして、その緑色は、新緑の木々が萌える色であり、豊穣や再生力をイメージさせる地母神、豊穣信仰の象徴とされたため、初期のキリスト教では嫌悪され魔性を秘めた石ともされていたようです。

また、それもあってか、魔王『ルシファー』が大天使だった頃の王冠を飾っていた宝石、もしくは第3の眼だったと言われます。そしてそのルシファーのエメラルドで作られたのが聖杯と言う説もあるほどです。そのパワーとミステリアスな魅力は多くの物語にも登場し、その中でも『オズの魔法使い』の中の『エメラルドの都』は有名だと思います。(*^_^*)

あと、クレオパトラが愛した石でもあり、クレオパトラは自らのエメラルド鉱山を持つほどだったようで、また、皇帝ネロはエメラルドで眼鏡を作らせたそうです。


肉体的な作用としては・・・
肝臓病や赤痢、毒虫の刺し傷、眼病の治療薬として用いられたようです。


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