フリント

太古の時代から使用されてきた魔石です。

古くから矢じりとして使用され、その矢じりは妖精の使う矢じり雷神が作り出したものと考えられ、悪霊や病気・不運など災いを払う魔除け石とされていたそうです。

地域によっては子供を守るお守りや安産の石として用いられフリントで作られた矢じりは愛のお守りとしても用いられるそうです。現在ではちょっと怖い?無理な話ではありますが古代ローマ時代では戦いで亡くなった死体から取り出したフリントの矢じりが最も効果的な恋のお守りとされたそうです。

その他にもコミュニケーション能力を高める力や自らに眠る潜在能力を見出す力があるとされます。

★…由来その他…★

チャート(石英質の堆積岩) の一種で、耐久性にも優れていた為、石器時代より道具の素材として用いられ『オブシディアン』のように割れると鋭利な断面を表すため刃物等の道具や矢じり等の武器としても使用されました。また、石器時代に作られた古い矢じりが見つかる事から、妖精の矢じり、雷の矢じり(雷が地上に落ちてくる際の先端)と考えられ上記に記載したような言い伝えが伝承されて来たようです。

火打石としても使用され、19世紀初頭までは引打ち式銃の火打石としても使用されたそうです。また、フリントは耐久性にも優れていた為、多く産出されるイギリス南部では建築材料としても雨風に強く耐久性に優れていることから内壁や外壁の壁に使用されているそうです。

フリントの中でも、縞模様の美しいものは、アクセサリーなどにも加工されます。ですが以前あまり注目されていませんでしたが、「ビクトリアベッカム」が『フリント』のネックレスを身に着けていたことから、注目されるようになったそうです。

肉体的な作用として・・・

肺、骨、肝臓、関節、腎臓等の不調を改善すると言われます。また、消化を助ける働きもあるそうです。

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