ラブラドライト


和名:曹灰長石

数色の輝きを放つ美しく幻想的な石です。
石自体は黒色からグレーの落ち着いた色合いながら、その中から幻想的な美しい輝きは落ち着いた大人の雰囲気・美しさが漂います。

そして、この石は月と太陽を象徴していると言われ根気強い実行力を養い信念を貫けるように導く力や直観力や洞察力も高めるといわれています。また、新しい希望や楽しみを見つけられるように促してくれるとも言われています。

その他にも、調和を意味し感情のバランスを整える、また自分に眠る未知なる力を呼び起こす力を秘めているとも言われております。


★…由来その他…★

名前の由来は、カナダ・ラブラドル海岸のセントポール島で発見された事に由来するそうです。
『長石/フェルドスパー』類であり、『ムーンストーン』や『サンストーン』の仲間になります。

『ラブラドライト』の特徴でもある輝き『遊色効果/ラブラドレッセンス』は黄・緑・青・オレンジ・赤・紫など多色にわたり、その中でも『フィンランド』で産出されたものは大変その輝きが美しく強く多くの輝きを放つ為『スペクトロライト/光分石』と名付けられたそうです。
※『スペクトル/光分』…光を分けると七色・虹色になる事からの意味らしいです。

また、通常石自体の色合いは黒色からグレーが多いですが、白色や透明のものは『レインボームーンストーン』『ブルームーンストーン』と呼ばれ『オレゴン州』で産出する美しい橙色のものは『オレゴンサンストーン』とも呼ばれ流通していますがどちらも正確には『ラブラドライト』になるそうです。
『ブルームーンストーン』は『ペリステライト』の場合もあります。

あと、『ゴールデンラブラドライト』や『イエローラブラドライト』等の名前で流通しているものは、石質的には『ラブラドライト』に近いですが『バイタウナイト』と呼ばれる石になります。

肉体的な作用としては・・・
肺を始め、呼吸器系の働きを活発化し血液と神経系統に活力を与えるといわれています。


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