マラカイト

和名、孔雀石

鮮やかな濃緑色の不透明石です。
別名アイ・ストーンと呼ばれ宝石言葉は『再会、繁栄、恋の成就』だそうです。

読心力、持続力を高めてくれ魂を向上させ、ストレスを和らげて精神を安定させてくれます。それに恋の成就を促す力もあり、恋愛には何よりの守護石となると言われています。

その色合いから孔雀に例えられ、中世のドイツ・イタリアでは魔除けとして身に着けられ他人の悪意を跳ね返し、いじめや悪口などから守ってくれるといわれるそうです。また、和名の『孔雀石』といわれることからも、孔雀が害虫や毒蛇などを食べるとされることから、毒を取り除き、災難を避ける力があるとされ、偶然なのか同じ意味合いの力が西洋東洋共に伝わっているようです。

また、持ち主に危険が迫ると真っ二つに割れ、身の危険から守ってくれるとも云われ、中世のドイツ・イタリアでは魔除けとして身に着けられていたそうです。

また、邪魔者を追い払う力もあるということから、ビジネス上のトラブルを未然に防ぐといわれビジネスマンにはおすすめです。


★・・・由来その他・・・★

『マラカイト』の語源は、ギリシャ語でマラーキーという植物の葉に似ていることからだそうです。日本では縞目模様が孔雀の羽に似ていることから孔雀石と名づけられました。

そして、人類の歴史の中で最も重要な鉱物の一つと言われます。

古代エジプトでは『マカライト』はあらゆる病、特に眼病に効く神秘的なパワーがあるとされており、裕福な階層の人々は常に『マカライト』の粉末で目元を彩ったり緑色の顔料として古くから利用されクレオパトラも『マカライト』をアイシャドウとして利用していたようです。

見た目の美しさだけでなく実際に虫除けの効果もあったとされた為、別名『アイ・ストーン』と呼ばれていたそうです。それは、マラカイトに含まれる銅(銅イオン)に殺虫殺菌作用がある為ではないかとされています。(^^)/
実際に現在でもその効果を利用した商品も色々あるようです。(^_^;)

また、紀元前4000年頃、火であぶる事で金属銅が出来る事が発見され、鉱物から金属を精錬した初めての事例と言われています。

あと、ロシアではロマノフ王朝時代のツァーが牡牛座に生まれた王女のために(マラカイトは牡牛座の守護石と云われるため)宮殿にマカライトで壁を張り巡らした部屋を作らせたというお話もありますし、古代ギリシャでは子供のお守りとされていたそうです。

あとあと、『アズライト』と一緒に産出し、混ざり合ったものは『アズラマラカイト』と呼ばれます。他にも『クリソコラ』とも一緒に産出する場合もあります。



肉体的な作用として・・・

リウマチによる関節痛を和らげる働きや、眼病・皮膚病の症状を改善し解毒作用を促す作用もあるといわれているそうです。


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