シバリンガム

鉱物名:クリプト クリスタリン クォーツ?
(Crypto Crystalline Quartz)

この、なんとも不思議な形と模様の石はインドで古くより宗教的儀式や瞑想時に用いられ時には御神体とされ崇められてきた聖なる石です。


そのパワーは、強いヒーリング作用を持つと言われます。
それは、その2色の重なり合う模様が意味する『男性性と女性性』『陰と陽』を表し、その模様が見事に重なり合う様に肉体と精神のエネルギーバランスを整え細胞を活性化させてくれるといわれます。

また、『男性性と女性性』のバランスをとるだけでなくそれが合わさり融合し新たなエネルギーや生命を生み出すという事から子宝の石ともいわれているそうです。


☆・・・由来その他・・・☆

名前の由来は破壊と再生を司る神『シヴァ神』と男性の象徴を意味する『リンガム』を意味すると言われます。

両極端の意味を持つ破壊と再生を司る神の名前が付けられることからも陰と陽など両極面にあるものエネルギーバランスを司りまた、融合させ、新たなエネルギーを生み出す力は、精神的に不安定な方、肉体的に不安定な方に大きな癒しを与えてくれるそうです。

なお、インドの聖なる巡礼地の一つであるナルマダ川で採取されるのですがその採取は1年に1度しか許されない大変貴重であり大切に扱われる石であります。

そして、その形は川底を転がり自然に形作られるとも言われますが実際?は手作業で丁寧にその形に整えられ形作られるそうです。

なお、『シバリンガム』は鉱物名では無く、鉱物名として、海外サイト等では『クリプトクリスタリンクォーツ(潜晶質石英)』と記載があります。(※微細な石英の結晶が集まってできた鉱物『カルセドニー』『アゲート』『ジャスパー』全般を表す名前)

また、『セドナサンドストーン』と同じ砂岩であり、石英を多く含むので『石英質砂岩』との記載もあります。

上の写真は『リンガム』の形ですので『シバリンガム』ですが、下の写真は同じ鉱物ですが珠になっておりますので厳密に言うなら『シバリンガム』とは呼べないですね(^_^;)


因みに、映画 『インディジョーンズ魔宮の伝説』に登場したシヴァ神から授かられた秘宝「サンカラストーン」のモデル?となったのがこのシバリンガムだというお話もあります、(^^;)

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