ツァボライト

緑色の美しい『ガーネット』です。

聖書にも記載のある最も古い宝石の一つです。

『燃える石炭』とも呼ばれ聖書の中ではノアの箱舟のカンテラ(道しるべの明かり)として使われた宝石だそうですので、もしかしたらあなたの人生の道しるべ、行く先を示してくれるかもしれませんまた、強力な守護の力を持つと信じられ、魔除けとして使われたり医薬的効能を持っていると信じられ、熱病や黄疸の薬として処方されたりもしていたようです。

その他にも、努力の成果が実ると言われ、勝利、仕事の成功を約束してくれると言われます。

そして、真実、友愛、貞節、忠実の象徴でもあるそうです。
そのため、十字軍の兵士は、負傷しないためにこの石を入れた袋を携え、妻には貞操のために持たせたという逸話もあるそうです。また、ガーネットの名前の由来でもある『ザクロ』が多くの種子を持つことから『豊穣』と『多産』を表す石ともされ、その為か性的エネルギーも高める力もあるとされます。

その中でも『ツァボライト』は自らを理解し知る為の石云われます。
また、精神的なエネルギーを高めるパワーがあるそうです。


★・・・由来その他・・・★


正式な名前は、『グリーングロッシュラーライトガーネット』になるそうです。
『ツァボライト』はテイファニーの前の社長が産出地の地名であるケニアとタンザニアの間の国境にある『ツァボ国立公園』にちなんで命名したそうです。

また、ガーネットには『ツァボライト』を含めたくさんの種類があり、一般的には赤色が有名ですが色も透明・紫色・緑色系や黄色系など青色以外の多色があり14種類ほどあると云われています。

『ツァボライト』は『グロッシュラーライト』の中でも、バナジウムと鉄の混入で濃い緑色になるそうです。また、マンガンと鉄が混入することによりオレンジ色になると『ヘソナイト』と呼ばれます。


肉体的な作用として・・・

血行を良くして内臓の働きを活発にし、ミネラルやビタミンの吸収力を高める作用があるそうです。その他に、『ツァボライト』は感覚を高める作用もあるといわれます。


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