ホワイトオニキス

『ブラックオニキス』(参照)と同じく、邪念や悪い気を払う魔避けの石として古代インドやペルシャでは災いを避ける石として用いられました。感情が乱れやすい人が身につけると気持ちの昂ぶりを抑制し、理性的になる事が出来ます。

また、意志が弱い人は悪い誘惑から逃れ、自分の主張が言えるようになります。様々な障害を払いのけ目標に向かって突き進みたい時にも大いに力を貸し潜在パワーを強化します。その為か「スポーツをする方」にお勧めの石とされています。

また、白は何色にも染まりやすい色であるように無限の可能性を秘めしかし色の中では一番明度(明るさ)が高い色でもあるように、周りに左右されること無く自分想い、意思、自己を強く持つことができるようになるといわれます。そして持つ者をも輝かし魅力を引き出す石ともいわれます。


☆・・・由来その他・・・☆

『アゲート(めのう)』(参照)の種類であり中でも黒いものは『ブラックオニキス』と呼び画像の様に白色のものは『ホワイトオニキス』と呼ばれます。

ギリシャ神話では、キューピットが眠っているビーナスの爪を矢で切る遊びをしていたのが、インダス川に落ちてオニキスになったといわれ、ギリシャ語で「爪」という語に由来しています。


なお、数種の呼び方や似た石があります。
呼び名としては『ホワイトジェ-ド』や『ホワイトカルセドニー』とも呼ばれその姿も半透明な乳白色のものから不透明白色のものがあります。画像のものは不透明な白色ですが、半透明になると『ホワイトジェ-ド』『ホワイトカルセドニー』と呼ばれることが多いようです。似た石としましては、『クォーツァイト』(参照)『ラビットジェード』等があります。

また、現在流通している『ホワイトオニキス』は漂白?染色等されているものが大半だそうです。

※『ジェード』『ジェド』(参照)とつくものはヒスイではなくヒスイに似た石の事を呼びます。


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