ウィレマイト
紫外線短波『UVG-4 UV lamp』 使用
紫外線長波『UV-LED21』 使用


和名:珪酸亜鉛鉱(けいさんあえんこう)

通常見る限りはさほど目を引き石ではありませんが紫外線を当てると鮮やかな姿を見せてくれます。
その力は、不安感や恐怖心を退ける、前向きな気持ちにさせてくれる、対人関係を良くする力があると言われているようです。

★…由来その他…★

蛍光鉱物の1つであり、不可視光線である紫外線を当てる事により、その光のエネルギーを可視光線の光エネルギーに変え光る鉱物です。

名前の由来は、1810年代頃から知られていたものの、正しく分析されていなかった為、フランスの鉱物学者が正確に分析し1830年に命名しました。その時使用したのがベルギー産の標本で、その頃ベルギーはオランダの統治下だったため、オランダ初代国王ウィレム1世に敬意を表して命名したそうです。

産出地は『カナダ』『スエーデン』『ギリシャ』『オーストラリア』等数か国で産出されますが、中でもアメリカニュージャージー州『フランクリン鉱山』で良質の 『ウィレマイト』が産出されるそうです。
因みに、日本でも産出しますが、ごく小さいものだそうです。(^_^;)

色合いは、画像の『ウィレマイト』は黒っぽいですが、一般的には緑であり、その他にも、白・黄色・赤・オレンジ・茶色・黒など多種あり、美しいものは『ペリドット』のような明るい緑色の『ウィレマイト』もあります。(*^_^*)

あとあと、『ウィレマイト』は緑色の蛍光を発する事から初期のカラーテレビの燐光体として利用されていたそうです。


なお画像のブレスレットは…
2段目は紫外線短波を照射したもの、3段目は紫外線長波を照射したものです。
また、正確には『ウィレマイト』だけでなく『フランクリンナイト』『ジンカイト』『カルサイト』などの混合鉱物になります。

紫外線(短波・長派)で緑色に光っているのが『ウィレマイト』
紫外線(短波)で赤色に光っているのが『カルサイト』
になり、紫外線短波に強く反応します。

明るい場所でも紫外線ライトの性能の良い物なら蛍光は確認できますが、画像のように暗所で見るとよりはっきりと確認できます。(^.^)

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