ブルージルコン
オレンジカラー画像

和名、風信子石・ふうしんしせき

中世において所有者に財と名声と才知をもたらすとされた石だそうです。また、精神面に大きく働きかけるパワーがあるとされ、精神を安定させ、心を癒し、悲しみを取り除くパワーやありのままの自分を受け入れ、その人格・思想など自分自身に誇りや自信を持つことができる様に自尊心を高めるパワーもあるとされています。

また、昔から『無罪の石』とも言われ、いわれない嫌疑、疑いを晴らしてくれる力もあるとされているようです。


★…由来その他…★

ジルコンは多色の石であり、青・赤・黄色・緑などがあり、その中でも無色透明のジルコンはダイヤモンドのイミテーションとして用いられてきました。その為、ダイヤモンドのイミテーションとして現在良く用いられる人工石の『キュービックジルコニア』と名前が似ていることにより勘違いされる可愛そうな石でもあります。実際は、古くより用いられスリランカでは2000年以上前から産出していたといわれ、最も古いものではおよそ42億年前の堆積岩中から発見されるほど太古の鉱物でもあります。

また、比重が重い鉱物でもありますので写真のブレスを持っただけでもその重さを実感できます。

なお、『Zirco・ジルコン』の名前の由来は、アラビア語で「朱色」Zarguinもしくはぺルシア語で「金色」Zargunの意味に由来するといわれています。また、和名の『風信子石・ふうしんしせき』は中国語読みでヒヤシンスと読み古代ギリシャ人が『ヒヤシンス』と呼んでいたからだそうです。

何故『ヒヤシンス』と呼んでいたかなのですが、ギリシャ神話に出てくる神様アポロンに愛された美少年『ヒュアキントス』からのようです。

因みに、『ヒヤシンス(ヒヤシンサス)』と言えばゆり科の花の名前でもあります。この花の名前も同様に美少年『ヒュアキントス』からのようで、『ヒュアキントス』が怪我をして亡くなった時に、その血に染まった草から花が咲いたそうです。その花を『ヒヤシンス(ヒヤシンサス)』と名づけたそうです。


肉体的な作用として・・・

体内の毒素を排除する作用や、骨折の治療に使用されたり痛みを緩和する痛み止めの効果があるとされています。その為、出産時の苦痛を和らげる為に用いられたこともあったようです。

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