カルセドニー

和名:玉髄

古から人々に愛され続けられてきたこの石『カルセドニー』は愛と思いやりを象徴し、慈愛を表す石と言われ人間関係を円満にする力もあると言われています。

また、精神を安定させ、判断力、集中力を高め、冷静に物事を判断できるように精神的な成長を促す石といわれ、その為、受験など勉強の際に役立つ石ともされているようです。

古くからの言い伝えとしては、悪霊から身を守り、船乗りには溺死を防ぐお守りとして、さらに、ロバの毛で編んだ『カルセドニー』は不吉な出来事や嵐から身を守る守り石として用いられた他、悲しみを消してくれる石とも言われていたそうです。

その他にも、白色のカルセドニーは母乳の出を良くするといわれていたそうです。(^_^;)

あとあと、白色は何色にも染まりやすい色であるように無限の可能性を秘め、しかし色の中では一番明度(明るさ)が高い色でもあるように、周りに左右されること無く自分の想い、意思、自己を強く持つことができるようになるといわれます。



★…由来その他…★

古くより世界各地で知られ、古くは石器から、また古代メソポタミア古代エジプト等では石印や装飾品など様々な多種多様、様々な用途に用いられた石です。

名前の由来は、諸説あり、産出される地名『ギリシャ』の『カルセドン/Chalcedon』もしくは『トルコ』の『カルケドン/khalkedon』等が語源になったとされる説がありますがどれが正確なのかはわかりません。(^_^;)


なお、石英の微小な結晶の集合体である繊維状石英から出来ています。
アゲート』『ジャスパー』も『カルセドニー』の一種であり、基本的に『カルセドニー』は色が均一で縞模様のないものをいい、それ以外のインクリュージョンが入ったり、色鮮やかなものや縞が入った半透明のものを『アゲート』と言いそれ以外の不透明なものを『ジャスパー』と言うようです。

通常は白色ですが、不純物を含む事により色が付きます。
赤色なら『カーネリアン』緑色系なら『クリソプレーズ』等やブルーで縞模様が入れば『ブルーレース』等と呼ばれます。

他にも、綺麗なピンク色の『ピンクカルセドニー』や薄いブルーの『ブルーカルセドニー』青い海を意味する『シーブルーカルセドニー』もとても綺麗で美しく人気があります。

あと、染色されやすい石であり・赤・青・緑・黄色等に染色され『レッドアゲート』『ブルーアゲート』・『グリーンアゲート』『イエローアゲート』等の名前で呼ばれる場合や、場合によっては『ヒスイ』などの他の石の模造品として流通していますので注意が必要です。(^_^;)



肉体的な作用として・・・

様々な精神障害の治療に用いられたり、体内に十分な栄養を行きわたらせる効果があるとされています。また、初期の糖尿病の改善に効果があると言われているようです。


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