ダイヤモンド

和名:金剛石

誰もが知るといっても過言ではない宝石『ダイヤモンド』
様々な神話や伝説、逸話にも登場する『ダイヤモンド』は、永遠の絆・清浄無垢を象徴といわれ、不滅・勝利を導き・潜在能力を引き出し、敵に打ち勝つ力を与えてくれるといわれます。

その輝きは魔を退け幸運をもたらす愛の石ともいわれ、2000年以上前に、インドで発見されてから今もなお世界中で愛され続ける宝石です。

そして、15世紀に後の神聖ローマ皇帝となる「マクシミリアン1世」が、婚約者「マリー・ド・ブルゴーニュ」に世界で初めてダイヤモンドの指輪を贈って以来、「愛を約束する石」としてエンゲージリングの定番の宝石とされています。

★・・・由来その他・・・★

名前の由来は、ギリシア語で「征服し難い」を意味する「Adamas/アダマス」と言う言葉が由来だとされています。※もともとは『ダイヤモンド』だけでなく、非常に硬い石全般を指す名前だそうです。

名前の由来通り、地球上で最も硬い物質とされていましたが、現在は『カルメルタザイト』『ウルツァイト』『ロンズデーライト』など『ダイヤモンド』よりも硬い鉱物も発見されています。

しかしながら、その硬さは非常に硬く、傷のつきにくさを表す『硬度』では10の為、加工や研磨には特殊なレーザーを使用するか同じ『ダイヤモンド』を使用します。

ですが、衝撃には強いとは言えず、割れやカケに対する耐性を表す『靭性』では7.5で『水晶』と同じで、『靭性』では8の『翡翠』や『コランダム(ルビー/サファイア)』の方が硬くなります。その為、ハンマーで叩くと割れますし、日常生活の中でも何かにぶつけたりすると、かけたり割れたりすることがありますので注意が必要です。

あと、『ダイヤモンド』と言えば、宝石として加工されるのが一番多い事もあり、無色透明をイメージすると思いますが、褐色や黄色が多く、黒、青、緑、紫、オレンジ、ピンク、赤など様々な色があります。

また、日本には『ダイヤモンド』が無いとされていましたが、2007年に1/1000ミリですが愛媛県で発見されました。
元々、愛媛県では『ダイヤモンド』とともに産出される『エクロジャイト』が産出されていましたので、『ダイヤモンド』もあるのではと考えられていたようです。

肉体的な作用として・・・
古くは毒を中和して、精神錯乱を防ぎ、新陳代謝を活発にして抵抗力を高める働きもあると言われています。

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