エピドート
エピドート イン クォーツ

和名、緑簾石

過去からの解放を暗示するといわれる鉱物だと言われます。

それは、過去の呪縛にとらわれることなく自由で発展的な思考ができるように促してくれるそうです。その為、固定概念からの脱却、自由な発想、閃きを生み、人生においても前向きにいきいきとした生活を導いてくれるそうです。

また、一日一日の大切さを気付かせてくれるとも言われるそうです。


★…由来その他…★

『エピドート』は和名で『緑簾石』と呼ばれ、幾つかの鉱物種類からなるグループ名でもあります。

因みに、『エピドート』の名前の由来はギリシャ語で『増加する』という意味の『Epidosis』からだそうで結晶の状態の特長かから由来するそうです。また、和名の『緑簾石』は同じく結晶の状態の特長かから由来するそうで、緑色で『簾(すだれ)』に似ているからだそうです。

色合は数色ありますが代表的な色は名前の示すように濃い緑色〜黄緑色で色の濃淡は含有する鉄の量で決まるそうです。あと、同グループには『ゾイサイト/灰簾石』があり、『ゾイサイト』の、青色系は『タンザイナイト』桃色系は『チューライト』となります。

なお、2段目の画像は『水晶』に『エピドート』が内包された物になりますが、高品質の結晶は透明でとても美しいものもあり、その中でも綺麗なピスタチオの様な緑色示すものは『ピスタサイト』ミャンマー産の『クロム』に起因する緑色を示すものは『クロム・エピドート』こと『トーモアイト』と呼ばれます。

とても美しいそうですが、欠けやすい為宝石には向きませんがコレクターストーンとしては人気があるそうです。また、『ユナカイト』の主成分でもあり、『プレナイト』の内包物としても見る事が出来ます。

あとあと、内包物としては『グリーントルマリン』と間違われることもあり、画像の『エピドート イン クォーツ』も『グリーントルマリン』入り水晶として流通している場合もあります。


因みに、日本でも産出されるのですが…
長野県武石村で取れる『エピドート』は、丸くなった石の中に内包しているそうで割ると中の晶洞に黄緑色の『エピトード』を見る事ができるのでその見た目がうぐいすあん?を詰めたお餅を連想させる事から『やきもち石』と呼ばれるそうです。名前にやきが入っているのは多分焼いている様に表面が黒っぽいからだと思います。(^_^;)

肉体的な作用としては…
軽い症状の病気の治療に用いると効果が高いといわれ内分泌の不調を改善する力があるそうです。

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