ジェダイト |
和名:ヒスイ(硬玉)・本翡翠 古くから、世界中の民族が『魔法の石』『奇跡の石』と崇めてきたまさに『魔石』です。 冷静沈着な心・忍耐力を養い災害から身を守る。 精神や肉体を浄化する力、生命力の象徴ともされてきました。 古代のアメリカ先住民の一つマヤ人はマヤ文明発祥の地ヴァテマラに産出するヒスイを死者の口にヒスイを入れたりヒスイの装飾品で飾ったりヒスイの仮面を被せたりしていたそうです。 また、メキシコに栄えたアステカ人にも用いられました。 日本でも縄文時代から勾玉などの宝飾品や呪術品などに用いられていました。 新潟の糸魚川の翡翠は有名だと思います。 ☆・・・由来その他・・・☆ 翡翠(ヒスイ)と呼ばれるものは2種類あります。 『ネフライト(軟玉)』と『ジェダイト(硬玉)(本翡翠)』です。 色も和名『翡翠(ヒスイ)』はカワセミとも読むように緑が一般的な色とされていますが、実際には白・紫・青・緑・黄・オレンジ・ピンク・赤など様々な色が存在します。(※カワセミは綺麗な緑の鳥) なお、Jadeiteの語源は、古いスペイン語で腰の意味の『piedra de hijada』に由来するようで、それは、腰に当てると腰や肝臓など病気に効果があるとされていたからだそうです。 因みに、中国のヒスイは『ネフライト』を指し日本のヒスイは『ジェダイト(硬玉・本翡翠)』の事を指すようです。 因みに、通常は 『ネフライト(軟玉)』よりも『ジェダイト(硬玉・本翡翠)』の方が高値で取引されています。(※例外もあります) 肉体的な作用として… 腰や、横腹の不調を改善し、肝臓や眼の病気の治療や体内の毒素を排除するときに使われていたそうです。また、安らかな睡眠を促す作用もあるといわれます。 ←もどる |