ルビー |
和名:紅玉 燃えるような赤い色から、血や炎にたとえられ、不死身の力・喜び・活力・情熱や深い愛情に恵まれると記述されています。 討論や議論で成功を収め、戦場においては敵を破る『お守り石』として崇め用いられたと伝えられています。大きな力を持つ石ですが自己中心的な気持ちで持つと途端にその効力を失うと言われています。 古代ビルマ人は、肌の下に入れると、石が身につけている人を事故や攻撃から守る神秘的な力を生み出すと考えていました。ルビーの色に魅了されていた古代ヒンズー教信者は、ルビーを『貴石の王』として崇めていました。 古代ギリシャでは、悲しみを追い出し、欲望を抑制し、毒薬に打ち勝つ効力があるとされていたようです。 ★…由来その他…★ ダイヤモンドに次ぐ、硬度9という硬い石で『サファイア』と同じコランダムという鉱物に属します。 赤の色合いが淡いものは『ピンクサファイア』として区別し、濃いものをルビーとするそうです。 名前は、ラテン語のruber(赤)から由来します。 最高級のルビーは、ミャンマーのモゴーク地域から産出するもので、ピジョン・ブラッド(鳩の血)とよばれるているそうです。また、ルビーは大変貴重で価値ある石であり、産出量は『ダイヤモンド』よりもはるかに少なく、鉱物的な価値は『貴石の王』の名前に相応しくとても高い石です。 因みに、ルビーは、紫外線・ブラックライトを当てると強く赤く発光しますので、部屋を暗くしてブラックライトを当てると幻想的な濃い赤が浮かび上がります(*^_^*) あとあと、他の石達と供出するので、『ルビーインゾイサイト』『ルビーインフックサイト』『ルビーインカイヤナイト』等のビーズや原石なども流通しています。 なお、染色されたりクラックの中に樹脂を流し込むなどして品質を良く見せる加工が施されることが良くあります。また1900年頃から人工的に合成し作り上げる『人工ルビー』も存在し、装飾用に加工され天然ルビーと比べるとかなり、気軽に身に付けれる程度のお得な価格で流通しています。 また、模造品としてはカルサイトを赤く染色した簡素な?ものもあります。(^_^;) あとあと、都市伝説的な逸話?なのですが… マフィヤやヤクザの方が『ルビーの指輪』を付けているのは権力を表すその真っ赤な見た目だけでなく、相手を殴るときに割れ難くメリケンサックのように相手に大きなダメージを与える事が出来るからというお話もあります。因みにダイヤモンドは硬度は高いですが割れやすいので、人を殴った時に歯等に当たると割れてしまう事があるそうですので、女性の方はお気を付け下さい(^_^;) 肉体的な作用として・・・ 心臓を強化して血液の」循環を良くし、低血圧を改善する力があるとされています。 また、発熱を抑える効果もあるそうです。 ←もどる |