サファイア

和名:青玉
☆9月の誕生石☆

深い海のように青いこの石は9月の誕生石にもなっています。
古くより愛されて来たこの石は憎悪などの激しい感情を和らげ精神を安定させるともに魂を浄化し霊性を高める働きがあるそうです。

また、精神的な落ち込みを回復しマイナス思考を反転させとも云われ護符としてのパワーが強い石ともいわれ持ち主を邪悪なものから護る力があるとされています。


★…由来その他…★

サファイアは『ルビー』と同じ『コランダム』という鉱物の一種になり赤色以外のものは『サファイア』と呼ばれています。

一般的に、青い色のものを『サファイア』と呼びますがピンク・オレンジ・イエロー・グリーン・ブラックなどなど多色あります。

名前の由来は『sapphirus』ラテン語で青を意味します。

なお、古代にサファイアと呼ばれていたものは現在のサファイアでなく同じ青い石の『ラピスラズリ』だったとも云われています。その為、旧約聖書のモーゼの十戒が刻まれた石版はサファイアとされていましたがどうも『ラピスラズリ』だったと言うことになっているようです。

中世では『幸福の石』・欲望を追い払う高貴な石とされ法王や皇帝の冠を飾るなど皇族王家などに好まれました。ダイアナ妃がチャールズ皇太子からもらった婚約指輪も『ブルーサファイア』でした。また、あのちょっと悲しい物語の『幸福の王子』の瞳も『サファイア』でした。

中世ヨーロッパでは、色欲や欲望など不純な考えを追い払うとされまた、愛人(恋人・夫婦)などの貞操であるか、つまり浮気してないかを調べるのに使われていたそうです。
因みに、心当たりのある人がつけると色が濁って浮気が発覚したそうです!

実際にロンドンのあるケンジントン博物館には、『不思議なサファイア』と名前の付けられた女性の浮気を調べる事の出来るサファイアが展示されているそうです、、(^_^;)


肉体的な作用としては・・・

古くは、眼病やできものを治す力があるとされ他には、発熱を抑えたり、過度の出血を防ぐ皮膚病の治療に効果があるとされています。


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