ソーダライト

和名:方ソーダ石

心の壁を取り除き邪念を払い恐怖心や心の混乱を沈め、強い意思と鋭い直観力に恵まれ理性的な行動を取れるように働きかけてくれると言われています。

古代エジプトでは、悪霊を払い、邪悪なものから身を守る石とされて僧侶達の間で崇拝され用いられていたようです。このことから、悪への誘惑・邪念を断ち切り自らが進んで善行を行う勇気と行動力を与えてくれる石と考えられているそうです。

また、感情体の石とも言われていて相手に気持ちを上手に伝えられない人にはそれを助け人とのコミュニケーションを高めてくれるそうです。


★・・・由来その他・・・★

ラピスラズリ』の基本成分の1つであり、兄弟石などとも言われておりますが『ラピスラズリ』の方が産出量が少なく貴重なので代用品として使用されることもあります。カナダのオンタリオ州バンクロフト産のソーダライトはイギリス王女が訪問された時に見つかったので特別に『プリンセス・ブルー』と呼ばれています。

あと、画像ではわかりませんが太陽光の下など強い光の下では浮かび上がっているような輝き・シラーを見ることができる珠もありますし、ブラックライトを当てると光る『ソーダライト』もあります。また比較的安価で『ラピスラズリ』には見た目は劣るように思われがちですが、画像上の高品質の『ソーダライト』は『インペリアルソーダライト』と呼ばれ高品質の『ラピスラズリ』に負けない美しいものもあります。

なお、『ソーダライト』の亜種になる石で微量の硫黄が含まれる『ハックマナイト』と呼ばれるとても面白い特徴を持つ石もあります。他にも美しいピンク色オレンジのピンク色の『Tugtupite/タグトゥパイト』と呼ばれる変種もあります。

その他にも『ゼオライトインソーダライト』と呼ばれる、酸化した『ゼオライト』が内包する『ソーダライト』も最近流通しています。


肉体的な作用として…
古くは目の治療に用いられたとされ他には、新陳代謝を活発にして解毒作用もあるとされています。


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