和名：トルコ石 ☆１２月の誕生石☆ 世界中で古くから愛されてきた美しい青色の石です。 青は『空』そして『天』をイメージさせ『聖なる石』とされてきました。 そして、時には『空』と『水』の象徴とされ『豊穣をもたらす石』とされたり、炎に青い部分があることから炎の象徴とされ『戦士の石』とされたりまた、トルコ石から永遠の時を生きる女神が生れた伝説から『時を司る石』ともされたそうです。その力は、 特に守り石としての力が強いようで、時には色を変え危機を知らせ時には持つ者の身代わりになり割れたりするそうです。その為、『邪を退ける守り石』『戦いの守護』『旅人を守る石』とされたそうです。 その他にも、幸せと健康をもたら力や、心を静め精神を安定させ自己表現とコミュニケーション能力を向上してくれる力、心霊能力を高める力もあるとされているようです。 また、人に贈る事によってその力は倍増し受ける方にも贈る方も幸せになれる心と心を繋ぐ石といわれます。さらに贈る事でお互いの心に潜む悪意をも取り払う力があるとされたので、恋人同士や夫婦、友達へのプレゼントに、また仲直りの印としてのプレゼントなどギフトとしては最適な石かもしれません。(^.^) ☆･･･由来その他･･･☆ もっとも古くから宝石として採掘されていたと言われ、メソポタミア(現イラク)で紀元前5000年前に作られたターコイズのビーズが発見されています。また、ターコイズはトルコ経由でヨーロッパに伝えられたので、トルコ石と呼ばれていますが、トルコでは採掘されません。しかしながら日本では少量ですが産出されるそうです。 色合いは、『ターコイズブルー』と言われるように、ブルーカラーのイメージが強いですが、含まれる鉄と銅等の含有量により色合いは変化し、鉄などが多いと緑色になります。 また、黒い蜘蛛の巣模様(スパイダーネット)が見られるものや、内包物として『パイライト』や茶系や黒色の内包物である『褐鉄鉱』『針鉄鉱』などを含む物もあり様々な姿を見せてくれます。また、産地としては古くから濃い青色が美しい『イラン』産が有名でしたが産出量が減り、現在はアメリカ産のターコイズがインディアンジュエリーのおかげもあり人気があるものの、こちらも産出量は減ってきているそうです。 また、アメリカ産の中でもアリゾナ州『スリーピングビューティ鉱山』産のターコイズは鮮やかなブルーカラーで人気があります。現在では中国から多く産出され品質も良いのでビーズ等に多く加工されておりますので、最近流通しているものは中国産が多いです。 しかしながら、大変人気のある石ですので、模造品や人工品なども多く『マグネサイト』等に染色したものや、粉末を固めた圧縮もの、全くの人工品も多く流通しているようです。 また、『ホワイトターコイズ』『ホワイトバッファロー』と呼ばれる白色のターコイズも流通していますがその大半は『ハウライト』『マグネサイト』等であり、本物は希少であまり流通することは無いそうです。その他にも似た石で『ワイルドホース』と呼ばれる石もありますが、此方もターコイズとは異なります。 あとあと、そっくりさんでは『ユタトルコ』とも呼ばれる『バリサイト』もあります。(^_^;) 肉体的な作用として・・・ 視力の回復・眼性疲労を回復させる作用や、肝臓、胆のうの機能を強化、免疫機能を高める働きがあるといわれています。 ←もどる