チャルコパイライト


和名:黄銅鉱

金に似た黄金色と強い金属光沢をもつ石です。
この石は、過去との関わりが深く、忘れていた記憶を呼び起こすと共に、その記憶がヒントになって現在起きている問題を解決に導く力があるとされているようです。また、その記憶は自身のものだけではなく先人の英知さえも呼び起こす力があるとされております。

あと、失った物を見つけ出す力もあると言われ、古くは探し物をするときには用いられたそうです。
(^_^;)

★…由来その他…★

名前が似ている『パイライト/黄鉄鉱』に見た目も良く似ており区別が難しい場合もあるそうです。和名の『黄銅鉱』と呼ばれるように『銅』を多く含む為、『銅』の最も重要な鉱石鉱物でもあります。その為、和名と同じく『チャルコパイライト』のチャルコは『銅』を表す言葉です。

世界中に産地があり、以前は日本国内でも多くの鉱山があったそうです。
なお、本来は記載してありますように、『パイライト』そっくりの金色?真鍮色で、宝石用のカット石は『オリエンタル・ゴールド』と呼ばれるほどなのですが、写真は人工的に酸化処理を施す事により油膜の様な鮮やかな虹色になっております。その為、別名『ピーコック・オア』と呼ばれております。
(※ピーコクック=孔雀/オア=鉱物)

因みに、本来は天然の状態でピーコックカラーになる『Bornite/ブルナイト(斑銅鉱)』を指す別名でありましたが、現在は『チャルコパイライト』に酸化処理を行ったものを『ピーコック・オア』と呼ぶようになっているようです。


肉体的な作用として・・・
昔は頭髪障害の治療に用いられたそうです。また、新陳代謝を活発にして体中に酸素を行き渡らせる働きがあるとされています。


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