マイクロクリン


和名:微斜長石

優しいベージュカラーの色合いのこの石は…
『明晰な思考』『思慮分別』『理論性』を表す鉱物といわれ、持つ者には物事の道理をわきまえ注意深く考えをめぐらし判断する事が出来るようになれように促す力があるとされています。

また、精神的な部分に作用し、苦痛や不安などのマイナスな感情を除去し情緒を安定させてくれる他、何事にも愛を持って対応できる平和で優しい心になれるように導いてくれる石ともされます。

その他にも、自然をより感じる事が出来るように、精神的な成長を促し、霊性を高める力もあるとされます。


★…由来その他…★

鉱物的には『長石・フェルドスパー 』と呼ばれる系列(仲間)になり、細かく分類すると多種にわたり、このサイトで紹介している中では、『ムーンストーン』『サンストーン』『ラブラドライド』『アマゾナイト』『アンデシン』『バイタウナイト』などが同種の『長石類』になります。

その中でもより近い存在が『マイクロクリン』に微量の鉛が含まれ青緑色のものが『アマゾナイト』と呼ばれます。

その為、良く見てみると、色以外は石質や独特の模様はほぼ同じですので、見た目はベージュカラーの『アマゾナイト』と言った感じです。(^.^)
でも、、鉱物的には『マイクロクリン』の変種が『アマゾナイト』になるそうです。
(^.^)

名前の由来は、結晶の構造のある部分が『オーソクレース/正長石』に比べ、僅かに傾いている事からギリシャ語で『小さい・僅か/mikron』『傾く/klinein』に由来しているそうです。 ですので和名も同様に『微斜長石」と名付けられたそうです。

因みに、『オーソクレース/正長石』とは結晶構造が違うだけですので『同質異像』の関係になります。
その為か、『オーソクレース』と鑑別されたビーズと見比べた事がありますが、私の見たものに関しては見た目の違いはほぼありませんでした。(^_^;)


肉体的な作用として・・・
古くは出産を軽くする働きがあると言われ、また、血管に関する病気の治療にも用いられたそうです。


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