タイガーアイ
ミックスタイガーアイ

和名:虎眼石

古代中国では神の目とも言われていた石です。

実際エジプトでも神々の像の目にも使われていたようです。そのことから、すべてを見通す不思議な石であり邪悪なものを跳ね返し幸運を招く護符として古くから用いられてきました。

洞察力と知覚力をサポートし人の恨みや嫉妬など邪悪な力を跳ね返して守ってくれるそうです。失敗やトラブルを未然に防ぎ金運、仕事運を良くします。

しかし、『タイガーアイ』は人の心を見透かし邪念を大変嫌う石といわれ何もせず、ただ願っているだけではその願を叶えてくれないそうです、(^_^;)

しかし、誠実に目標の定め努力し、しっかりとした信念を持つ人には協力を惜しまずその願を聞き届けるとともに持ち主が誤った判断や間違った路を選ぶことがないように促しまた、未然にトラブルを防いでくれる石と言われています。


★・・・由来その他・・・★

『タイガーアイ』は、繊維状の『クロシドライト(青石綿)』が石英が入り込み、その中に含有する鉄分の酸化作用の度合いにより、青系の『ファルコンズアイ』より酸化した、黄色系の『タイガーアイ』さらに酸化が進んだ赤色系の『レッドタイガーアイ』と色彩が変化します。

また、『ファルコンズアイ』と『タイガーアイ』と酸化の度合いで緑色系の『ウルフズアイ』と呼ばれるものや、画像にあるように『ファルコンズアイ』と『タイガーアイ』が混ざった『ミックスタイガーアイ』『ゼブラアイ』と呼ばれる『タイガーアイ』もあります。

なお、緑色系の『ウルフズアイ』は大変珍しく天然の物は稀であり、ビーズ等で見る事ほ無く通常流通しているのは後述にある染色品です。『レッドタイガーアイ』は染色ではありませんが 『タイガーアイ』を人工的に熱処理で酸化させ赤色に変化させたものが多く流通しています。


あと、『タイガーアイ』の仲間?近い部類の石達としては…

ヘマタイト』『レッドジャスパー』『ジャスピライト』『ストロマトライト』等に『タイガーアイ』が混ざった『アイアンタイガー

『クロシドライト(青石綿)』の代わりに『アスベスト(石綿)』が石英に入り込んだ、黒色から灰色グレーカラーの『クォーツキャッツアイ』同様に鉄分を含まない『アスベスト(石綿)』が石英に入り込んだ、白色の『ホワイトタイガーアイ』も存在しますが、こちらはほとんど見る事がありません。(^_^;)

さらに、『クロシドライト』の繊維が、真直ぐに形成されずに、うねって形成され、絵の具が混ざりあったような模様になったものは『ピーターサイト』と呼ばれます。


あとあと、最近鮮やかな色合いのレッド・ピンク・グリーン・ブルー・パープルカラー等の『タイガーアイ』が流通していますが、脱色した後に染色を施した『タイガーアイ』ですのでご注意ください。


肉体的な作用として・・・
古くは夜盲症の治療に用いられたとされ、他には頭痛や喉の不調を改善する力あるとされています。※夜盲症…夜、目が見えにくくなる症状

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